新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中はOB会の運営に多大なるご支援、ご協力をいただきありがとうございました。
2023年の野球界は侍ジャパンのWBC制覇に始まり、エンゼルス大谷翔平選手の大活躍、さらにプロ野球も阪神の18年ぶりのリーグ優勝と日本一、パリーグにおいては稀にみる大接戦の末でオリックスがリーグ3連覇を成し遂げる等々、日本中が大いに盛り上がった年でした。
そんな中、我々野球部OBにとってもロッテ岡大海(61回卒)選手の大活躍は大変心強く嬉しいことでありました。
一方、日本ハム上川畑大悟(66回卒)選手にとっては悔しいシーズンだったと思いますが、今シーズンは必ずや我々を喜ばせてくれるでしょう。
残念ながら、引地秀一郎(70回卒)選手は楽天でのプロ野球生活にピリオドを打ち、新たに岡山県美作市のクラブチーム『ショウワコーポレーション』にて再スタートをすることになりました。新天地での活躍を期待しましょう。
今年も野球部OBの活躍のみならず、昨年に負けず野球界が盛り上がることを祈るばかりですが、昨今子供達の野球離れが深刻な状況にあります。県下においては高校の一年生大会、中体連軟式の参加チームやチームの部員数をみると淋しい限りです。県下の高校野球に携わる方々が知恵を出し合い一体となって向き合って欲しいものです。
そんな中、数多くの野球部OBの方々が学童軟式チーム、中体連軟式チーム、硬式クラブチーム等にて指導者として日々頑張っておられます。野球部OB会としても誇らしく大変嬉しいことであります。野球部OBの現指導者の方々、また将来指導者になられた方々には、野球をより好きになる子供達を一人でも多く育成して欲しいものです。
倉商野球部においては、昨夏も決勝へ進出しましたが残念ながら甲子園出場は叶いませんでした。夏の県予選において5年連続決勝進出という素晴らしい成果を示してくれましたが、倉商野球部は”チャンピオンスポーツ”を実践する部です。目指すゴールは優勝しかありません。一番悔しい思いをされた指導者の方々、そして部員の皆さんは昨夏の敗戦後、今日までそうであったように、今後も夏の大会で勝利するまで我々が思う以上の強い気持ちでグラウンドに立つことでしょう。野球部OBにとって忙しくも嬉しい夏になることを期待しています。
今年もこれからも我々野球部OB会は、倉商の先生方、保護者の皆様方と共に、これまで同様に野球部を支え応援します。野球部OBの皆様方は、今年もより一体となって心強いご支援をお願い致します。
本年が皆様方にとって素晴らしい年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
2024年1月
倉敷商業高等学校野球部OB会
会長 長谷川 登(第20回卒)